営業に役立つWeb会議システムはどれ?おすすめ各社を徹底比較!

新型コロナウィルスの世界的な流行をきっかけに、Web商談はニューノーマルな営業手法となりました。Web会議システムを利用することにも、慣れてきたところでしょう。

一方で、Web会議システムのCMや広告などを見て、自社で導入したWeb会議システムよりも他のシステムの方が良いのではないか、と感じている人もいるのではないでしょうか。

今回は、主要なWeb会議システムを比較しながらご紹介します。すでに何らかのWeb会議システムを導入しているものの、他のシステムへの乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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Web会議システムで営業するなら?比較ポイントまとめ

Web会議システムで営業するなら?比較ポイントまとめ

Googleトレンドで調べると、緊急事態宣言が発令された2020年4月に「Web会議システム」の検索回数が急上昇しています。多くの企業がWeb会議システムの導入に迫られ、急きょ情報収集をしたことがうかがえます。

一方で、事態が緊急だったため、類似システムとの比較などができないまま、導入を決定してしまった企業も少なくないのではないでしょうか。

それから半年が経ち、Web会議システムでの商談やミーティングに慣れる一方で、十分に満足していない人々の声も聞きます。ここで、営業する上で役立つという視点で厳選した、主要Web会議システムの機能を比較してみましょう。

①音声の安定感 ②接続の手軽さ ③録音録画機能 ④画面共有機能 ⑤トークスクリプト機能 ⑥共有メモ機能 ⑦CRM連携
bellFace
・電話型とWeb型のいずれかを選択可
・電話型の場合、音声品質が安定

・「ベルフェイス」と検索して接続ボタンをクリック
・アプリのインストールは不要

・録音・録画機能
・自動議事録作成機能
・営業ワードの分析機能

・顧客側のマウス操作が見られる

・テンプレート設定可能
zoom
・Web接続のため不安定な場合も

・ホストが発行したURLをゲストがクリック
・ゲストはアプリのインストール不要

・録音・録画機能
・自動字幕起こし機能(英語のみ)
×
・ホワイトボード機能
×
・外部システムとの併用が必要
Google meet
・Web接続のため不安定な場合も

・ゲストは「Google meet」サイトからボタンをクリック
・ゲストはアカウント不要

・機能の有無は契約プランによって異なる
・自動字幕起こし機能(英語のみ)
×
Google Jamboard」と連携可。
×
・外部システムとの併用が必要
MS teams
・Web接続のため不安定な場合も

・ホストが発行したURLをゲストがクリック
・ゲストはアプリのインストール不要

・WordやExcelなどとシームレスな連携
・文字起こし機能(オプション)

・共有した資料の自動保存機能
× ×
・外部システムとの併用が必要
Skype
・Web接続のため不安定な場合も

・ホスト、ゲストともにサインアップ不要
・ホストが発行したURLをゲストがクリック
× ×
・外部システムとの併用が必要
B-Room
・Web接続のため不安定な場合も

・ホスト、ゲストともにアプリのインストール不要
・URL接続かワンタイムパスワード接続を選択可

・音声自動テキスト化
・商談前の自動リマインドメール

・社員同士でのみ書き込みができる「ステルスメモ」機能
×
・外部システムとの併用が必要

Web会議システムの比較ポイントを詳しく解説!

Web会議システムの比較ポイントを詳しく解説!

上記の比較表では営業する上で役立つという視点でWeb会議システムの主な比較ポイントをまとめました。ここでは、各項目ごとに詳しく比較していきましょう。

①音声の安定感

Web会議システムは、インターネット回線を使って音声データや映像データの通信をすることがほとんどです。しかしインターネット回線は、電話回線と比較すると音声が安定しないと言われています。

インターネット回線では、多くの人がアクセスする時間帯などでは通信速度が遅くなりがちです。それでも、Webサイトの閲覧やメールの送受信など、比較的データが重くない場合は問題ないかもしれません。しかし、音声と映像といった比較的重いデータを扱うWeb会議では、致命的なトラブルになりかねません。

特にWeb商談の場合は、音声品質の安定は商談結果に影響を与えかねません。音声品質の安定は、Web会議システムを利用する上でとても重要な要素と言えるでしょう。比較表にある各社は、音声の安定を保つために様々な工夫をしています。

しかし、様々な工夫を重ねたとしても、結局のところ自社と顧客のインターネット環境に影響を受けるため、100%の安定性を保証することはできません。

一方でbellFace(ベルフェイス)は、電話回線を利用する「電話型」とインターネット回線を利用する「Web型」のいずれかを選択できるWeb会議システムです。

電話回線を利用した商談の場合、音声は電話回線で送られるため通信が安定します。

②接続の手軽さ・事前インストールの有無

Web会議システムへの接続がしやすければ、商談相手の負担を軽減することができます。Web会議システムに入室するのに複雑なステップを踏む場合、相手にとってWeb商談はハードルが高いものとなってしまいます。

また、事前にアプリをインストールするなど時間や手間が取られると、それだけで商談に前向きになれないかもしれません。

Zoom、Google meet、MS teams、Skypeは、ホストが発行したURLをクリックすることでWeb会議システムに入室することができます。商談前日や当日の朝に、メールでURLを知らせるケースが多いようです。

しかし、これでは膨大なメールの中にURLが記載されたメールが紛れてしまう可能性があります。

一方で、B-Roomの場合は、URL接続方式以外にワンタイムパスワード方式をとっています。ワンタイムパスワード方式は、8桁の番号を相手に伝えて入力してもらうだけでWeb会議システムに入室できます。

また、bellFaceの「電話型」会議の場合、ゲストは「ベルフェイス」と検索して接続ボタンを押すだけで、Web会議システムに入室できます。これなら、メールアドレスを知らない新規顧客との商談も可能です。

③録音・録画機能の有無や営業に特化した機能性

Web会議の内容を後から振り返れるということは、営業社員にとって心強いことです。

特に契約に関わる事柄は、相互の認識が合っているかきちんと確認する必要があります。また、録音・録画機能は、新人がベテラン社員の営業トークを学ぶうえでも役に立ちます。

比較表にある全てのWeb会議システムは、録音・録画機能を有しています。しかし、Google meetは契約するEditionによっては録画・録音機能を使えないので、契約時にあらかじめ確認するようにしましょう。

Zoomは録音・録画したデータの保存先として、ローカルPCかクラウドかを選択できます。クラウド上に保存することで、パソコンの容量を圧迫することがありません。また、録音・録画データを共有する際に、いちいちアップロードする必要がなく、保存先のURLを伝えれば良いので手間が掛かりません。

さて、各社が有する他の特徴的な機能も見てみましょう。

音声の自動テキスト化機能

録音した営業トークを自動でテキスト化する機能です。後の商談の営業トークに活かせたり、議事録として残すこともできます。聴覚が不自由な人や騒がしいところからWeb会議に参加する人も、きちんと内容を追うことができます。

bellFace、Zoom、Google meet、MS teams、B-Roomはこの機能を有しています。ただし、ZoomとGoogle meetは現在日本語対応はしていません。また、Ms teamsは別途オプション契約が必要になります。

営業トークの分析

ベルフェイスの商談録画分析画面

bellFaceの自動テキスト化機能はさらに、会話検索・場面検索も可能です。「会話検索」で、商談後に特定の営業ワードの出現箇所を検索し、どのような場面でどのように使われているか分析することができます。

さらに「場面検索」で、同様の資料を使用しているシーンを解析することが可能です。同じ場面で他の社員がどのようにトークや切り返しをしているか確認することで、成約に繋がる営業トークを分析することができます。

④画面共有機能の有無・共有時の便利機能

PowerPointの企画書やExcelデータなどの資料の画面を共有することで、商材の訴求ポイントを伝えやすくなります。比較表にある全てのWeb会議システムは、画面共有機能を有しています。

さらに、MS teamsには共有した資料の自動保存機能があります。Web会議システムにアップロードした資料はteams内に自動保存されるため、商談で使用した資料をどこに保存したか探す手間が省けます。

また、bellFaceには、商談相手が営業担当の資料を自由に操作できる「シンクロプレゼンテーション機能」があります。

Web会議システム上でお互いが資料を自由に操作できるため、認識を擦り合わせることが可能です。

⑤トークスクリプト機能の有無

営業として経験の浅い社員は、トークスクリプト(カンペや台本)があると自信が持てるのではないでしょうか。しかし、Web商談であっても、紙のトークスクリプトに目をやると相手に伝わってしまいます。

Web会議システムにトークスクリプト機能があれば、パソコンから目を離すことがないので、堂々とトークスクリプトを読むことができます。トークスクリプト機能を有しているのは、bellFaceとB-Roomだけです。

さらにbellFaceは、会話検索・場面検索から分析した有効な営業トークをトークスクリプトに落とし込むことができます。成約に繋がる営業トークを、社員の誰もが自分のパソコンに映しながら話せるので、自信をもって商談ができます。

項目を確認しながら話すことができるので、抜け漏れもなく安心です。

⑥共有メモの有無や機能性

対面の商談では、商材などの理解を深めてもらうために、筆記で説明することがあります。比較表にある全てのWeb会議システムでは、これに代わる共有メモ機能があります。

Google meetは「Google Jamboard」という電子ホワイトボード機能を持つツールと連携が可能です。「Google Jamboard」では、現実のホワイトボードのように、図を書いたりふせんを貼ったりできます。また、画像の貼り付けや図の拡大など、電子ホワイトボードならではの機能もあります。

B-Roomの「ステルスメモ」は、自社の社員のみが書き込みできる機能です。メモは商談相手に見えないので、Web会議中であっても相手に気が付かれることなく、指示などを出すことができます。

ベルフェイスのテンプレート作成画面

bellFaceの共有メモ機能では、ユーザーごとに10種類のテンプレートを作成できます。

テンプレートがあれば、共有メモにタイピングする時間を短縮できます。

また、提案商材別でヒアリング項目のテンプレートを用意しておくことで、回答を入力するだけの状態から打ち合わせを始められます。顧客の課題などを把握するための項目を作成しておけば、自然と課題を聞き出せるかもしれません。

その結果、顧客の状況に合わせた営業トークに切り替えることができれば、成約率向上に繋げられるでしょう。

【資料はWEB用に最適化できていますか?】オンライン営業資料作成のポイント

まとめ

まとめ

この記事では、主要なWeb会議システムのポイントを比較してきました。改めて各ツールの一覧比較表をこちらにも載せておきます。

①音声の安定感 ②接続の手軽さ ③録音録画機能 ④画面共有機能 ⑤トークスクリプト機能 ⑥共有メモ機能 ⑦CRM連携
bellFace
・電話型とWeb型のいずれかを選択可
・電話型の場合、音声品質が安定

・「ベルフェイス」と検索して接続ボタンをクリック
・アプリのインストールは不要

・録音・録画機能
・自動議事録作成機能
・営業ワードの分析機能

・顧客側のマウス操作が見られる

・テンプレート設定可能
zoom
・Web接続のため不安定な場合も

・ホストが発行したURLをゲストがクリック
・ゲストはアプリのインストール不要

・録音・録画機能
・自動字幕起こし機能(英語のみ)
×
・ホワイトボード機能
×
・外部システムとの併用が必要
Google meet
・Web接続のため不安定な場合も

・ゲストは「Google meet」サイトからボタンをクリック
・ゲストはアカウント不要

・機能の有無は契約プランによって異なる
・自動字幕起こし機能(英語のみ)
×
Google Jamboard」と連携可。
×
・外部システムとの併用が必要
MS teams
・Web接続のため不安定な場合も

・ホストが発行したURLをゲストがクリック
・ゲストはアプリのインストール不要

・WordやExcelなどとシームレスな連携
・文字起こし機能(オプション)

・共有した資料の自動保存機能
× ×
・外部システムとの併用が必要
Skype
・Web接続のため不安定な場合も

・ホスト、ゲストともにサインアップ不要
・ホストが発行したURLをゲストがクリック
× ×
・外部システムとの併用が必要
B-Room
・Web接続のため不安定な場合も

・ホスト、ゲストともにアプリのインストール不要
・URL接続かワンタイムパスワード接続を選択可

・音声自動テキスト化
・商談前の自動リマインドメール

・社員同士でのみ書き込みができる「ステルスメモ」機能
×
・外部システムとの併用が必要

それぞれのWeb会議システムにはさまざまな特徴がありますが、Web商談/リモート営業で利用するなら営業に特化した機能を持つbellFaceが最適です。

「電話型」のWeb会議なら、音質が安定します。また、録音・録画した商談を分析できるため、1回きりの商談に終わらず、営業トークや手法を解析しながら次に繋げることができます。

さらに、カスタマーサクセス担当が組織定着まで何度も支援してくれるのも大きな特徴です。新システムの導入は社内定着や理解を得るのに時間が掛かることも多いですが、bellFaceなら手厚いサポートを受けられるため安心です。

さて、新型コロナウィルスの影響だけではなく、日本は労働人口の減少などの社会問題も抱えています。一人当たりの商談数を増加させるためにも、Web会議システムを使用した商談は今後ますます進んでいくでしょう。これを機に、現在導入しているWeb会議システムを見直してみませんか。

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