セールステックハブ編集部が、多忙な営業パーソン向けに1週間の「営業」にまつわる話題を中心に、最新のビジネスニュースを集めて、独断と偏見でランキング形式にしてご紹介します。
第3位:コロナ禍で急速に普及した「インサイドセールス/オンラインセールス」カオスマップ2021を公開
引用元:株式会社インターパーク
※リンク先にカオスマップが公開されています
わずか1年前まで展示会やテレアポでリードを獲得し、メルマガやテレアポでナーチャリング、商談は訪問、と、オフラインを中心とした営業スタイルだったところから、2020年3月以降の外出自粛の影響でオンラインに完全移行する企業が急増しました。
SNSやSEO、HTMLメールでウェビナーに誘致、申込みフォームにはテレワーク中でも繋がる携帯電話番号の入力を必須とし電話にてフォローという流れが確立し、また、今すぐ客でなくても定期的ウェビナーで接点を持ち続けることで自社の認知をあげるという、新たなリードナーチャリングのスタイルが広まりました。
集客~商談~契約のすべてをオンラインで実施する『オンラインセールス』が飛躍的に普及しているので、今後の働き方も大きな変革を遂げていくことでしょう。
第2位:営業トークは「1パターンを丸暗記」が一流への最短距離
引用元:THE21
営業の基本「商談中のセールストーク」を、営業コンサルタント会社の代表・川村和義氏は「1パターンのトークをブレずに究めていくべきだ」と語ります。
セールストークを思い出しながら話しているようでは契約に至ることは難しく、丸暗記し、考えなくても身体で反応できるくらいにしておけば、お客様や商談の状況を客観的に見る余裕ができるといいます。
ただし、クロージングだけは様々なシナリオを想定し、状況に応じて適切に反応できるように事前準備をしておくことが大切。「ちょっと考えさせて」「高い買い物なので」「お金の流れを整理してから」「今、決めないといけないんですか?」など、すべてのパターンに対してブーメラントークを準備しておき、考えなくても話せるように丸暗記する必要があります。
では、セールスの型を自分のものにし、一流の営業パーソンへと成長していくにはどうしたら良いのでしょうか。川村氏によると、下記の成長の4ステップがあります。
- 知る:お手本を完コピし、身につくまで練習(ロープレ)する
- 理解する:実践し続けることで、心で本質を理解し、自分で気づいて腹落ちする
- 疑う:お手本そのままでなく、学んだことを自分なりに進化させていく
- 超える:学びと成功体験をある意味で否定し、固定観念や成功体験に囚われずに自分にしかできないオリジナルを生み出していく
ここまでやってもすべてのお客様がファンになってくれるわけではありませんが、多くの人をご紹介いただける熱烈なファンを作れば確率を上げることは可能です。このような方からは人間関係が親しい方をご紹介いただけることが多く、アドバンテージになります。そうして紹介先でまた喜ばれることで、マーケットが広がっていくのです。
第1位:リモートワーク環境下の営業課題No.1は「顧客と直接会うことができず、情報伝達が難しい」。営業担当者のスマホ利用状況に関するアンケートで明らかに
引用元:時事ドットコム
アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供する株式会社ヤプリが、2021年1月28日、営業職を対象に、営業担当者のスマホ利用状況をテーマとしたアンケート調査を実施(回答数:424人)。営業の74.2%が業務でスマホを使用していて、「業務に無駄がある」と強く感じている営業担当者の73.5%は「業務効率化」や「社内の情報共有の質向上」を目的にスマホの業務活用を増やしたいと考えていることがわかりました。
また、営業担当者の78.6%が業務に無駄な工程や作業があると感じており、「無駄な会議」や「社内の営業ノウハウを十分に活用できていない」が上位となり、1度目の緊急事態宣言から1年が経とうとしている現在でも課題感があまり変わっていないことが浮き彫りとなりました。
リモートワークの導入状況は半数に止まり、導入している方もリモート環境下の課題として4割近くが「顧客と直接会うことができず、情報伝達が難しい」と回答。以下、「顧客とコミュニケーションを取る頻度が下がった」「テキストコミュニケーションだけだと意思疎通が難しい」と続き、コミュニケーションや情報伝達に課題を感じるケースが多いようです。